Twitterやニュース媒体で、表題の件の団体?の活動と、LGBTQの権利団体が言い争ったり、討論したり、互いに政治に働きかけたり、裁判したりしていることを、少しだけ知りました。
少しだけ、と言うのは、少し読んだだけで悲しくて気分が悪くなっちゃったから。
差別問題に関して、法整備が重要な事なのは理解していますけど、私はどちらの立場の人でも、攻撃的な人は苦手。
LGBTQの問題にに限らず、人種でも国籍でも、障害でも、差別する人達は言葉も汚いし、共感力も全く感じられないから、なるべく関わりたくないんです。
本当に悲しくなるから。
生まれ持った身体的な性別以外は認めない人達がいるのは知っていましたが…
まぁやり取りを見ていると、いったい何目線で話しているのか、私から見ると本当にショッキングな感じ。
精神医学の積み上げてきた臨床データも学問も無視です。
反ワクチンなんかもそうですが、自分がネットやなんかで拾ってきた、なんの裏付けもない知識や、エビデンスのない学術記事に食いついて、もっと勉強しろ等と専門家相手にさえ宣う。
全く理解出来ません。
アドラーの話でも一度書いた事がありますが、エビデンスがないものは学問でさえないんですよ。
そういう人がいることは、理解はしていましたが、沢山目の当たりにすると、やっぱりショッキングではあります。
科学を無視する自己判断基準を持つ方は、私とは違う世界線にいる方なので、議論さえする意味がないと思うのです。
幸いTwitterにはブロックやらミュートやらの機能があるので、直ぐに目にしないようにして過ごしています。
私個人としては、GID学会のガイドラインについては、厳格化していくのは良いと思っています。
寧ろ学会に入らずに、ガイドラインも関係なく、診断書をだせるようでは、意味がないと考えています。
今は個人輸入でホルモン剤を服用する人が沢山いたり、一日で診断書を出す医師がいたりするのが、非常に良くない状況だと思っています。
適合手術していたって、フライングでGIDではない人がいるのはそういう事です。
私はガイドラインに沿った診断を経ずに、勝手に服用するのはとても危険な事を知っています。
ICUでは、2〜3ヶ月に一度は、オーバードーズや、自殺、自傷で来られる方を何人も見てきましたから。
出来ないようにしたほうが良いとさえ思っています。
Twitterを見てノーメイクでフテてる私😑
私自身は女性スペースについて、どのように考えているでしょう。
正直なところ全体の画一的な正解はわかりません。
その場や、施設の利用者の合意によるのかな〜?と思っています。
例えばトイレ。
これは会社内での合意があれば、利用可能でしょう。
不特定多数のトランスジェンダーがいるわけではないからです。
その場所の利用者である女性と管理者が、トランスジェンダーを女性として認めているならば、域内のコンセンサスを得られ、使用を認められます。
ただ、不特定多数の人が利用する場合は、個別に判断、合意が出来ないので、なかなか判断が難しいです。
だから私は権利を主張もしないし、陳情もしないです。
基本はみんなのトイレを使用しますが、車椅子の方等の利用を考えると、凄く慌てて用を足す羽目になります。
コンビニの共用トイレみたいなのはとても有り難いので、都心みたいにコンビニでトイレは貸さない!みたいなのはやめて欲しいかな〜?(¯―¯٥)
地方だと、コンビニはどこでもあるし、わりとコンビニのトイレは共用だし、貸してもらえるので、本当に有り難いです。
同じトランスジェンダーでも、スペースの問題って、トランスジェンダー女性だけなんですよね。
ftmさんが入るのが嫌だから男子トイレを守れ!なんて話はないわけです。
これは性被害の問題があるからでしょう。
でも、冷静に考えてみて下さい。
性被害の問題って、加害者はGIDなの?TGなの?
GID学会のガイドラインに、まだ不備もあるでしょうが、現行のガイドライン下でも、少なくともガイドラインに沿って治療しているトランスジェンダーによる犯罪歴を私は知らないです。
でも、ガイドラインを守らずにトランスしている方が現状多いのも事実だったりします。
だからトランスジェンダーだから安心!と言い切れないのも残念ながら事実ではあります。
ただ、討論等の主張を見ていると、中には生理的嫌悪感だけの人もいるようです。
これは言動見ていれば容易に伝わってきます。
そういう人には、近づかない関わらないで生きますけど…
女性へのトランスジェンダー女性からの性被害の可能性を理由に持論を展開する人を沢山見るんですけど…そういう人の中には男性もいるし、大きな性被害に合ったことのない女性もいるわけです。
私はね、あまり言いたく無いけど、酷い性被害に合った事があります。
痴漢程度じゃないんです。
痴漢だって電車で合ったら怖いし嫌だし、程度って言ったら怒られそうだけど、もっと酷い目に合った事があるんです。
勿論と言うのもおかしいですが電車で痴漢被害にあった事もあります。
書きたく無いから詳しくは書かないけど、酷い性被害にあった事は複数回あります。
多分そういう目に合ったことのない女性よりは、私の方が男性への恐怖感は強いはずです。
だからね、私は共用トイレを探して、男子トイレには絶対に入りません。
でもね、スペースを守る会の方々の主張からすると、私は逆に危険で恐怖の対象なわけです。
襲われたり強要されたりしたこともない人が、私に対してよくそんな事が言えるなと思いません?
少しでも共感力、想像力のある方なら言えないと思います。
少なくとも、私には同じような目に合った人に対してそんな事は言えないし、そんな言動を目にさせたくもないです。
貴女に対して言っているわけではないと言う人もいるかもしれませんね。
でも、ジェンダーってグラデーションだから、まとめて一般論にして言われると、全体に言う事は、私に言っているのと同じことなんですよ。
その通り!貴方にも言っている!と言う人もいるのでしょう。
これはもう、全く話にならない差別主義者なので関わりたくもないです。
だからね、個別で判断するなら、会社や施設での、個人との合意しかないかなって思っています。
だから私は権利主張も陳情も討論もしないの。
粛々と自分の会社と女性としての合意を個人としてとるだけ。
合意が得られなければ辞めれば良いし、自分が許容出来る合意なら続ける。
それだけ。
そもそもLGBTQって言う括りも、言葉で括っちゃうと、Tだけが自認の問題で、他は指向の問題でTだけ異質になっちゃうんですよね。
実際にはグラデーションであって、全く別だとも言い切れないところも有ったりするので、LGBTQ内でTGを差別化する人も私は苦手です。
TG内でも適合手術の済む済まないで差別化しようとする人も苦手。
ガイドラインに沿わずに適合手術だけ受ける事は難しくないから。
GIDではなくとも、思い込みで先に適合手術を済ましてから、性別変更することが可能なんです。
だから、これも安全な理由にはならない。
性指向は様々なんですから。
書いて置きますが私は自分が自分として生きて行くので精一杯で、議論する気はありません。
私は私のまま受け入れてくれる人達と、仲良く平穏に暮らしたいだけなんです。
異論は勿論あるでしょう。
でも私は関わらないから。関わりたくないの。
今受け入れて下さる方々が周りにいるだけで、私は生きていけます。
以上。