雨桐悠生 雨さんの軌跡 (女性としてたおやかに生きようとしている人の奇跡)

GIDでMTFだと診断された人です。化粧品のアンバサダーモデルもやってたりします(*´∀`*)豊胸、美容整形してません。

MTF日記(177回目) 特例法とGID(GI)と私

どうもマリオン・コティーヤールです。

 

今日はちょっと凹んでいるんですが、まあ所謂GID(GI)とは?という感じのお話。


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どういうことなん?

 

私は長らく性転換症、或いは性同一性障害(Gender identity disorder)という言葉とともに悩み、様々な環境でバランスをとりながら続けて生きてきました。

長らく疾患(障害)として捉えられてきたわけですが、近年その概念から外れ、性別不合或いは性違和として、疾患の概念から外れることになりました。

 

私が初めて精神科にアクセスを試みてから30年あまり…

あまりにも長い時間を経て、これまでも書いてきたような様々な要因が私個人に重なったことで、やっと現在の私に至っています。

 

それを踏まえて、今回のお話。

多分私が差別的だと反発される向きもあるかとは思いますが、正直に思うところを書いてみます。

ゴメンナサイ…💦

 

極最近、未オペ(SRS)のトランスジェンダーが法的な戸籍を変更を許可という判決が下り、何名かの未オペの当事者が戸籍を変更するに至っているニュースを目にしました。


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とても混乱しています

 

初めはFTM?の方だったようです。

人それぞれ必要と思うことも違うのでしょう。

健康や体質的にOPEの難しい方もいるのかもしれません。

そしてMTF?でも数名同様の判決を得て、戸籍を変更された方々がいるようです…🙁

「おめでとうございます」なんでしょうね…

でも、私はとても混乱している🤐

 

 

私ね、ずっとずっと自分の身体が嫌だったんですよ。

とても苦しくて、とても理不尽な人生を過ごさなければならないと思ってきたのです。

 

人を好きになることに

人と触れ合うことに

人生を謳歌することに

生きることに

沢山の諦めと、絶望を内包しながら

あらゆるものを拒絶するように

関わらないで済むように

 

死ねなかった私は、無価値な自分の生を、誰かの役に立てることで、少しでも価値のある生にしたかった。

時には誰にも関わらないで生きたいと思い、時には生きることを諦めようともしていたの。

 

そして今幸運なことに、私は長い準備を経て、徐々にトランスへ踏み出して、今やっとあと1年弱でOPEに辿り着けそうな状況を噛み締めて、毎日を過ごしています。

 

それはね、私にとっては今までの景色とは違う人生を歩めている喜びに満ち溢れていて。

1人1人、沢山の周囲の方々に受け入れてもらえていくにつれて、社会的に移行出来た時の事は、生涯忘れ得ぬ感情だと思っています。

それはずっと知らなかった平穏な毎日で、私は今とても幸せです。

そして、ずっと苦しかった身体のことも、勿論今だって身体は嫌なことばかりだけれど…

今は希望があるから、期待に満ち溢れていて。

私は看護師だから、身体を作り変えること、それを維持することが大変なことは知っているけれど、それでも希望しかないのです。


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頑張れ!私

 

今も以前に比べたら、自分のままで無理せず生きていられる夢のような暮らしだけれど、これからOPEを経て戸変してしまえば、今より不都合か少なくなる今より精神的に平穏な毎日が送れるのだと。

 

翻って昨今の戸変のニュース

 

申し訳ないけれど…私にはわからない

 

GIDって、というか

私のような性違和がある人って、身体違和があるものだとばかり私は思っていた。

性に違和があるのだから、自分の身体にも違和があって当たり前だと思っていた。

 

頭ではわかるよ?

人それぞれ千差万別なのでしょう…

 

でも、私にはそれは、本質的にはわからない

 

身体に違和が無い性違和って何?

身体に性違和が無いのなら、性自認に違和が無くない?

それなら、男装や女装で良くない?

LやGでよくない?

OPE無しで戸籍を変更?何故?

 

違和は身体だけじゃない!それだけじゃないのはわかる

でもそこを外して平気なのはわからない

 

私にはわからないよ😣

 

私は今社会的には女性として働いているし、仕事場の周囲の方も、お客様も、皆さんの私への認識は女性なわけです。

だから確かにね、現時点で私が先に戸籍を変更したなら…

生活実態としっかり合うわけですから、色々事務的には不都合が減るでしょう。

でも、私は今そうしたいとは思っていない。

それを良しとは出来ない。

確かに不都合は減るのだろうけれど、その不都合は現時点の身体の状態では、あって然るべきものだと思っているの。

 

生活の不都合って自分だけのものじゃないと思う。

周りも不都合に振り回されたりするのよ。

 

阿るとかじゃなくて、この視点はね、社会生活を成り立たせる上で結構大切なことだと私は思っています。

 

そして、もし私がそうしてしまったなら、自身の身体の事があるから、私にとって常に不安が付きまとう状態になると思うのです。

時に泣き叫んだり、時に時に死にたくなるような不安が。

 

いつも言うように、私は私のことしか分からない。だけれど私は…

私には、今回のような事例は理解し難いの。

それは優しいようで、その実とても厳しい現実を突きつけられたような気持ち。

 

法の下の平等

大切なのは頭ではわかる

感情的にはわからない

 

ここは、FTMMTFに非対称性があった方が良かったと思う。

 

今のトランスジェンダーって言う言葉は何をあらわすの?

性違和ってどういうくくりなの?

また自分を正確表せる言葉は、私には無くなってしまったように思う

 

乳房や子宮卵巣があるままの男性

陰茎や精巣があるままの女性

 

性は身体だけでは勿論ないし、それには私も異存はないけれど…

この件についてはそうじゃない感しかないの🥺

 

本人はそれで良いの?とも思う。

でも良いのでしょうね…

だからこうなっているのでしょう。

だとしたら

そこに性違和があるのか無いのか…

私にはわからない

 

少なくとも、私もそうであるように、そこに矛盾を感じる人はいると思います。

 

私は女装癖があるわけじゃないし、性愛の為にトランスしたいわけでもないよ。

うん…人それぞれなんだよね?

つまり私とは違うってこと。


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ごめんなさい。私はそうじゃないの

 

私にとっては、今もとてもがっかりする世の中だけど…

今より沢山がっかりする事ばかりの世の中を生きてきたから、私は私が納得出来るように。

私が平穏でいられるように。

 

まだ死なずに頑張ります。


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走らなきゃ

 

全部済んだら

私は消えるかもですね。

それまで仲良くしてね。