大学入学共通テストでしたね。
私は、全身のセンター試験どころか、更にその前の共通一次の世代なわけですが…笑
まぁ一次はある意味前哨戦ですから、2次に向けて受験生の皆さんは、風邪や感染症に気をつけて、今まで頑張ってきた成果を出して欲しいと願っています。
試験ってね、直前に無理しても意味ないからね!
ちゃんと体調整えることに主眼をおいて、落ち着いて頑張ってね。
これはね、年寄の個人的経験談というわけじゃなくて、7年くらいだけど受験教育にいた講師として、毎年生徒に言っていたことです。
直前に睡眠足りなかったり体調悪かったりすると、急に覚えている事なのに出てこないって事、若くてもあるからね💦
中学、高校、大学、就職
こういう試験ってね、人生の岐路みたいに考えられていて、皆んな頑張りますよね?
私はどうだったかというと、根が真面目だったから?目標は漠然としていたんだけど、わりとちゃんと勉強は頑張りました。
でも、私自身は当時から全然人生の岐路だとは思って無かったかな。
今でもそうなのですが、これは捉え方の問題でね、勉強は真面目にしていたけど、試験とかで緊張したことって私はないんですよ。
やってきた事は出来るし、やらなかった事は出来ないだけだって思ってたの。
これは資格試験とかでも何でもそうで、全然緊張したことないんですよね。
唯一少し緊張してきたのは面接試験くらい。
でも、これも準備したことは無いかな…どうせ地が出ちゃうからって笑
だからまぁ、試験って私殆ど失敗したことないです。
そんなわけで、私は今も学歴自慢も無ければ、所謂学歴コンプレックスみたいなものもないんです。
働いてからの方が人生長いしね。
自分自身がちょっと一般的では無い経歴なせいもあって、あんまり他者と比較にならないのもあるかも
しれないけど…
皆んな大人の人はわかると思うんですけど、学ぶっていつからでも出来るんです。
やるかやらないかだけ。
ただね、学生時分にちゃんとしておくと、ちょっとスタートが有利になったり、選択肢や機会が増えたりして楽になるの。
私は人生で学歴を役立てた事がもの凄く少ないつもりなんですけど、実際に雇用される時に見られている部分の一つの要素にはなっていたはずなので、全く役に立っていないって言うのは、多分少し違うとも思っています。
働く業界を変え続けた私が言うのもおかしいけど…
全く異質な事を学ぶ事は、いつからでも出来るんだけど、後からの方が大変なのも本当ではあるから、やっぱりやるかやらないかだけだと思う。
こういうのってね、本当に人によって価値観が違うし、同じ人でも人生の時々で価値観や捉え方が変わったりもするの。
差別なんかと一緒で、マウントやコンプレックスがある人が一定数いるのも事実です。
でもね、どっちも人間関係にマイナスしか産まないから、そんなの持ってても意味ないよーと思っています笑
だからね、学生さん達には【人生の岐路】みたいな事をあまり気にしないで、リラックスして実力を出せるように頑張って欲しいです。
学生時代の成功も失敗も、頑張れる、頑張れない、人によって後からいくらでもどうにでもなるから。
でも前述した理由でね、後からでも大丈夫だと言っても、学生の時分に勉強や試験を頑張らないのはオススメしないかな…
頑張った経験と知識は、全然関係ないような場面でも、後で必ず生きてくるし、知識って思考の基本になるから、自分を守る事に繋がるし、少なからず人生が豊かになると個人的には思っています。
私はね、別に人生達観しているわけではないし、自分自身が文句のつけようがない後悔の無い人生を送っているわけじゃ勿論ないし、全然【成功者】みたいな人でも勿論ないし、客観的にみて寧ろ失敗や遠回りばかりの部類かもしれません。
それどころか、所謂普通の幸せでさえも、どちらかと言ったら少ない人生を、客観的にみたら歩んできたのでしょう。
でもね、相対的に自分史をみてみると、正直今が1番幸せなんです。
勿論これからまだまだ、更に幸せになっちゃう予感や期待にも溢れていて。
希望って凄い力になるんですよね。
逆に、希望に溢れているはずの若い時分には、全然希望は持って無かったし、生きている意味があまり見い出せなかった。
でも今はね、希望を持って楽しく努力して生きていられるの。
希望って捉え方だと思うんです。
例えば今の私
身内の認知症や介護もあって余計なお金もかかってる。
父が亡くなってしまったり、身内の不幸が続いている。
母の認知も疑わしくなってきて、介護問題もまた更に増えるかもしれない。
子供好きなのに子供もいないしその能力もない。
そしてこれからも出来ることはない。
別に富豪じゃないし、お給料もあんまり高くない。
歳も若くない。
過去に転職7回もしてる。
そもそも違和を持ってGIDとして生まれてきた。
トランスに踏み出せても高齢トランスの部類。
母はいまだにSRSに否定的。
恐ろしい性被害、暴力被害にあった経験が複数回ある。
鬱病の既往歴があり、酷い私生活を過ごした時期もある。
自殺経験がある。
持病(昔は難病指定だったけど今は違う)があり、目眩持ち。
腰痛が酷い。
生まれ故郷がない。(幼馴染とかいない)
太りやすい。
体力がない。(生まれつき肺活量もない)
自分が分類される属性(医療者やGID)が、SNSで全く知識の無い人から、デマや結構心無い言葉を浴び続けている。
どうですか?
悪いのだけピックアップしてみると、何だか酷く絶望的な環境な印象ですね笑
でもね、私は今凄く幸せなんですよ。
一般論としては、上記したような事があるから、客観的に見てどうかはわからないけど、比較問題として個人的にみたら凄く幸せなの。
全く違う職種に転職を繰り返していたけど、看護師になってからはずっと看護師として働けている。(自分でわりと向いていると思えている職業につけている)
出生時と異なる性として、社会的に普通に仕事をして生きられている。(環境に恵まれ、GIDとして生まれたのに、生活における違和が非常に減って落ち着いて暮らしている)
過去の友人も変わらず仲良くしてくれるし、新しい友人も増え続けている。
隠さなければならない事が無くなり、無理矢理適合しなければならない事が減った。
自己否定感が日々明確に減っている。
明確な近しい目標がある。
親友が複数いる。
私を大切に、愛して下さる方もいる。
仕事で人の役に立てている実感がある。
少しづつ、理想の自分に近付けている実感がある。
戦争中ではない国に暮らしている。
身体は仕事が出来る程度には動く。
書いていると希望に満ち満ちていて幸せそうな印象ですね笑
だからね、どこを切り取るかだと思っています。
私はずっと自己否定感に苛まれてきたけれど、解消する術は世の中には無くて…
でもやっと軽減する術を理解して、結果はこんなに幸せに生きていられる。
まだまだ不自由は沢山あるし、いつになっても全て解消出来ない事は分かってはいるけれど、明確なのは以前より良くしかならないってこと。
そうなるように頑張れてるってこと。
ね?希望を感じるでしょう?☺️
世を儚んで、自暴自棄になったり希死念慮を抱いていたりした私にはわかる。
誰かを恨んだり羨んだり、世間を呪ったり儚んだりして、自分が幸せになった人って殆どいないと思います。
誹謗中傷したりデマを流すような人。
誰かを引きずり落としたとしても、あなたは決して幸せにならないよって伝えてあげたい。
お人好しとか馬鹿とか甘いって言われる事もあるけど、事実私は多分結構幸せに暮らしてるし、これからももっと幸せになるんだと思う。
だから私は、皆ありがとうって感謝してるし、酷い人や事態を目にして落ち込む事があっても、 また歩けるよ。