今の職場は、特別養護老人ホームという分類の施設で、ベースとしての収入は、以前の総合病院と比べてかなり下がっています。
更に自分の個人的な介護の問題や、体調も含めて不安定な部分がある為、今のところ年内は非常勤にしていただいているので、経済的には以前よりかなり余裕が無くなった状態なんです。
全部派遣とかにするか、また大きな総合病院でICUに復帰すれば、また少し経済的には有利になるんですけどね😅
でもね、私は今のゆったりした環境が結構気に入っています。
一人働き方改革的な感じ？笑
緊張感が無いわけではないんですが、やはり今の職場はどこかのんびりしていて、一刻を争うような状況、場面は、以前よりはあまり多くないんですね。
認知症で介護度の高い入居者さんが多いのですが、中には認知症が無く、身体が悪い為に介護度の高い方々もいて、そういう方々はよくお話して下さるんです。
ICUではね、意識無い方なんかも多かったですから、生活の場である施設と病棟では、なかなか雰囲気がやはり違ってきますよね。
そんな今の職場での生活の中にね、毎日毎日私を褒めて可愛がって下さるおばあちゃんが数人いまして🤭
自己肯定感の低い私には。いつも勇気の源になっています。
●「お姉ちゃん、ちょっと身体の位置直してくれる？」
○「は〜い。●●さんどうしたの？どこか痛いの？」
●「ううん、痛いまでは無いよ。あんたの綺麗な顔見とったら嬉しくなるけぇ大丈夫よ。」
○「ありがとうございます笑
でもね、嬉しいけどそんなので治らないから笑
痛いとか気持ち悪いとか、良くない事は我慢しないで言って下さいね。」
●「お姉ちゃんはいっつも優しいのぅ。ええ先生に良く診て貰えて嬉しいわ〜。ありがとうね。」
○「私は先生じゃないけど笑
何でも相談して下さいね。」
●「看護婦さんは私らには先生みたいなもんよ？いつもおねえちゃん来てくれる日は楽しみなんよ。」
○「ありがとうございます。私も●●さんに会ってお話するの楽しみですよ」
こんなやり取りをね、結構毎回のようにして下さいます☺️
以前の職場でも、似たような会話はあったんですけど、以前は「お兄さん」だったり、「お姉さん」だったり「お兄さん？お姉さん？あんたどっち？」だったり…
人により日によりみたいな感じがあったんです。
まぁこんな感じで男性として働いていたので当たり前なんですが…
まぁまずまずそういうのがあったんですよね。
でも今は、そう感じはなくなって、みんなにおねえちゃんとかお姉さんとか○○ちゃんとか呼ばれているから、ちょっと私には嬉しい感じ🤗
結構この違いは、私が自己嫌悪で凹んでる時なんかには、かなり力になったりします。
昨日なんかはね、ショートステイで初めて来た方にも凄く褒めていただけたんです。
ご挨拶に行ってお部屋でバイタルチェックさせて貰ってたらね、
★「お姉さん、綺麗な顔してるね〜。ちょっとお顔近くで見せてくれる？」
○「ェー！？ありがとうございます。でも、そんなこと無いですよ〜笑」
○「はい、じゃあ今度はこちらの手で血圧も計りますよ〜。ご協力ありがとうございます。
ちょっとギューってなりますけど、すぐ終わりますからね。」
★「いや〜綺麗な顔してる。あんまり色々塗らないでおきなさい。折角こんなに綺麗なんだから、将来肌荒れたりしないように、若いうちから気をつけなさいね。」
○「ありがとうございます。あんまり褒めていただいてしまって、ちょっと恥ずかしいですよ〜。そもそも私はあんまり若くないですから笑」
★「本当のことだから。綺麗なのに貴女とても丁寧だし。それに優しそうなのよね。」
○「ありがとうございます。丁寧だと言っていただけると嬉しいです。私達は皆さんに安心していただくのが1番嬉しいですから。」
★「も〜礼儀正しいし奥ゆかしいのねぇ。
ファンになっちゃった笑
お姉さんお名前教えて。これに書いてくれる？」
○「はい〜。私は○○と言います。こんな字を書きます。」
★「あら〜○○さん？珍しい名前ね。名前も可愛いのね！宜しくね。」
○「こちらこそ宜しくお願い致します。何でも困った事あったら相談して下さいね。私に対応出来ない事も、対応出来そうな人に相談しますから。」
★「嬉しいわ〜また後で寄ってね。」
○「はい、是非〜。お熱も血圧も酸素も問題なかったですよ〜。また後でお話聞きにに伺いますね。」
こんな感じ🤗
おじいちゃんはね、いきなり触ったり抱きついたりする困ったちゃんも偶にいます。
前に同じようにショートステイの方のバイタルチェックにお部屋に伺った時にね
○「初めまして。看護師の○○と言います。ちょっとお熱や血圧等計らせていただきますね。」
■「お〜女の子がやってくれんのか。嬉しいな〜。」
○「あはは。看護師は殆ど女性ですね〜最近は男性の看護師さんも増えてきてはいますが。」
■「そうか、ちょっとよ、こっちの背中みてくんね〜か。上手く動かねえから痛くてよう。」
○「あら、じゃあちょっと身体の向きを変えますよ〜。身体ずらしますから、少し我慢して下さいね。」
体位変換に近づいて抱えにいったら、いきなり抱きしめられます。
○「ちょっと！■■さん！抱きついたら私が動けないから離して貰って良いですか？大丈夫、痛くないから心配しないで。ね？」
■「あ〜あんた柔らかいな〜」
○「ちょっと！離して下さい…奥様に怒られますよ！」
■「かあちゃんはもういねえんだ。ちょっとくらいいいじゃねえか。抱っこくれえさせてくれよ」
○「もう〜！駄目ですよ。そんなんじゃ見られないですよ。離して…下さい…」
■「いいんだよ。な、ちょっとだけだ」
○「あ、ちょっとどこ触ってんですか！良くないですよ！ヤメテ！ちょっと！誰か〜！」
◉「どうしました！？あ！今助けます！」
こんなことも偶にあったりします😢
だからおじいちゃんのお部屋に行くときは、扉を全開のまま入ったりしてます…
勿論ね、おじいちゃんも紳士な方が沢山います。
一部こんな人がいる為に、対策しなきゃいけないのはちょっと悲しい事ですよね…
おばあちゃんには男性で働いていた時も含めて、何だか総じて結構可愛がっていただけるんですけどね
🤔
今の職場は、共に働く介護スタッフや、同僚の看護師さん達も凄く良い方が多いんですけど、こういう入居者さんとのコミュニケーションは、前述のように良いものも悪いものも、勿論両方あったんですが、ICUにいる時はコミュニケーション自体を取れない人もかなり多かったので、今は仕事場でも結構癒やされる事が増えた感じです🥰
結構今の職場での、こういう嬉しい方の出来事が増えるのは、私に精神的な安定もくれているみたい🤗
因みにね、昨日はでっかいパナメイ海老が安かったから、大好きな海老尽くしにしたの。
こういう感じでね、食べ物で好きなもの食べちゃったりするのも、私にとっては小さな幸せで、結構精神の安定に繋がります🥳
あとはね、デートしたり、美容やダイエットの効果が感じられたり、メイクが上手くいったり、治療がちゃんと進んだり、わかり合える友人と話したりね。
色々な事に助けられて、以前よりずっと幸せに生活出来てるように感じています。
今日も頑張って仕事してきます。🤗
