ちょっとね、先日表題の経験をして、わりと面白かったので書いてみます。
きっかけはね、歩いていたら
「お試しで良いので、500円で占いいかがですか?5分くらいでお時間とらせませんので」
って、呼び込み的な感じで声をかけられたんです。
私は世を儚んでというか、長い間性別含めて色々諦めて、世捨て人のつもりで生きてきたので、(どうにもならない事が有ることを知っていたので…)元々占いやら神様やら運やらを【何の役にも立たない】って思いながら、それでも自力だけを頼りに、ベターな道を考えて生きてきました。
だからね、占いはおろか、神も運もあらゆる非科学的な信心は基本的にゼロなんです。
でも、なんか今回は凄く私の事を占いたそうだったのと、まぁ時間も少しあったので、珍しく応じてみる事にしました。
案内されて入るとブースが3つあり、男性の占い師1名と女性の占い師が2名。
そのうちの1人、外国人風な顔立ち(東南アジア系かな?)の女性の占い師に手招きされ、ブースに案内されました。
占★「貴女ハーフでしょ?私もハーフだから私がみましょう☺️」
私◎「ハーフじゃないけど…わかりました。」
★「クォーター?もっと前かな…」
◎「もっと前?私祖父母にあった事もないから…早死の家系ですみません💦」
★「もっと前の遺伝が強く出てるのね。」
◎「何代か前にって事ですか?」
★「そう、こういうの面白いわね。」
◎「すみません、家系とかちゃんとわからなくて」
★「良いの、わかるから。じゃあ座って、こうやって手をみせて」
◎「はい」
このあたりで、言われた事は否定しないで、黙って聞いていってみようと決めました。
★「ふ〜ん、貴女…離婚歴があるのね。違う?」
◎「あ…あります」
(おや?ついに思いあたるお話…)
★「貴女はね、我慢し過ぎなのよ。」
★「なんと言うか…貴女凄く真面目なのね。可哀想になるくらい。」
◎「我慢…真面目…」
★「そう、ずっとそうやって生きてきた。ご両親が厳しい方なのね。」
◎「あー」
(これも思いあたるかも…)
★「貴女お仕事してるでしょ?」
◎「はい。してます。」
(これはまぁ普通働いてるような…)
★「仕事場でも家庭でもね、貴女いつも人に気を遣ってる。いつも自分は二の次なのね。」
◎「確かに仕事はそういう仕事かもです…」
(看護師なんですとは言わないでおこう…)
★「そうでしょ!?仕事だけじゃない、貴女家庭でもそうなのよ。ずっとずっと人の事ばかり気にしてきたのね。」
★「貴女ずっと…女だからって我慢させられてきたのね。
両親にも文句も言わず頑張ってきた。別れた旦那さんもそうだよね?うん、美味しいもありがとうも言わない人だったのね。家事も全部貴女が?そうでしょう?」
(まぁ状況としては、大きくはハズレてはいないんだけど…)
私「ああ…でも私が好きでやっ…」
占「ううん、貴女が人の世話が好きなのはわかるけど、相手もそれが当たり前になってしまったの。だから貴女もだんだん…辛かったわね。ちょっと時間大丈夫?お金要らないから、ちょっとタロットもさせてちょうだい。」
◎「ええ?いいんですか?」
(そんなことある?よっぽど悩み深い顔してるのかな…)
★「同じ女として、貴女みたいな人放っておけないもの」
◎「え…っと…あ…ありがとうございます。」
(ホッ…なんだか良い人なのね…わかりました…最後までちゃんと聞いてみます。)
★「良いのよ☺️じゃあ始めますね。」
シャッフルされたカードが次々と並べられていきます。
★「うん、やっぱり。手相で言った通りの人。貴女はもっと自分の為に生きなきゃ駄目。」
◎「自分の為に…最近やっと少しそう考えられるようになってきたかもしれません。歳なので笑」
★「何言ってるの!貴女はね、3回結婚線があるし、まだまだ結婚の機会だってこれからあるのよ?
こんなに綺麗なんだもの。貴女は自分に自信がないみたいだけど、貴女綺麗よ本当に。」
◎「そんな…なんか、ありがとうございます…」
(急な褒め殺し…どうリアクションしたら良いの💦)
★「こんなに綺麗なんだから自信持たないと。ね?
それにね、コレみて?
貴女お金は大丈夫な人だから。」
◎「ええ?そうなんですか…」
(わりといつも貧困層なんだけど…)
★「このカードに出てる。
転職しても仕事も大丈夫。
貴女は自分で自立して暮らせる人なの。」
◎「だと嬉しいんですが…」
(それは結婚線的には独りで暮らせちゃうやつでは…)
★「自信持って!大丈夫よ、貴女はこんなに綺麗だし能力もある。足りないのは自信だけだから。」
◎「…自信を持つのはなかなか難しいですよね💦」
(何故こんなに褒めてくれるのか…本音)
★「あえて答え合わせしないけど、もし違っても後々必ず貴女の為になるから、1つアドバイスしてあげる。」
◎「はい。」
(違っても??なのね…)
★「今貴女を苦しませていた旦那さん、もしかしたら元旦那さんが、今もまだ貴女と一緒に生活しているのなら早く別れなさい。離れた方がいい。
彼はね貴女にまだ気持ちがあるから別れるのは大変かもしれない。
けどね、それは貴女の幸せの為の選択になる。」
◎「そうなんですね…」
(もう今更、今旦那いないとは言えない…)
★「まだ我慢しようとしてる!
お願いだから私の言った事を頭の端っこにおいてね。
貴女が今まで長い間思い悩んできた事は、ご両親の事、旦那さんの事、仕事の事、他にもあるかも知れないけれど、貴女の決断で数年のうちに解消するから。
人の幸せじゃなくて自分の幸せを考えて。
新しい生活をするの。
色々困難もあるだろうけど、幸せになるから自信持って!
私ね、貴女みたいな人、同じ女性として応援したくなるの。
いつでも協力するから、迷ったらまたここへ来て。
いつでも相談にのるから。」
◎「はい…なんか色々心配していただいてありがとうございます。」
(全部ぶっこんできた😵💫そりゃあ私だって色々あるけど、全肯定の呼吸キタ)
★「貴女は大丈夫よ。私も応援してる。こっちへ来て。」
◎「え?はい。」
(え?ひょっとしてキューブくれる?)
近寄ると頭を抱きしめられてイイコイイコされました😵💫
(えええ?!歳下だと思われてるのかな…)
★「勇気を出してね!」
◎「はい!ありがとうございました。」
(よくわかんないけど 元気付けられた!)
こんな感じで他にも色々お話して、30分近くみてもらいました🙃💫
色々当たってなかったりもしたけれど、全部当たってる自信がある感じで、ポジティブにアドバイスして下さる方でした。
そして何より凄く心配してくれてるのが伝わってきて(私の顔のせい?)なんとなく勇気づけられた感じになったので、結果として意外な程、立ち寄った事をあまり後悔せずに帰りましたよー。
以上、初めての占い体験レポートでした😶🌫️