今日は私の仕事とセクハラについて、最近感じていることを少し書いてみます。
本当はね、最初有名人の性加害に関わるニュースが多いので、ちょっと私見を書きたいなって思ったのだけれど…
書くことは書いたんですが、具体的な性加害の話になると、私はまだまだ、あまり冷静ではいられなくなってしまうので、自分で読み返して確認してみて、やっぱり感情的だなって思ったので消してしまいました。
消しちゃおっと
そんなわけで、今回のお話
実は、ここ1年あまり頻繁にショートステイを利用されていた80代の超セクハラおじいちゃんが、最近亡くなられて来なくなったんです。
とても迷惑ではあったけれど、やっぱりずっと看てきた人が亡くなるのは寂しくもあるし、ちょっとホッとした部分もあったりね。
だから患者さんや利用者さん、先生なんかからのセクハラとか、私達のような職種におけるハラスメントについての捉え方みたいなものを、ちょっと書いてみようと思います。
ヤンノカコラー!😡
看護師をしているとね、結構日常的にセクハラにあいます。
処置や介助していると、身体が近づいたり密着したりするので、まぁお触りなんていうのは日常茶飯事なんです。
今は高齢者施設で働いているので、まぁこういう方は殆どがおじいちゃん。
認知症だったりするので、中には欲望のままに結構凄い勢いで、色んなところをまさぐろうとするような人もいます。
胸やお尻を触るなんて当たり前でね、なんなら掴む、揉む、服の中に手を入れてくる。
マスク剥ぎ取ってチュウしてくるとかも🥶
最近亡くなられた方はそんな人で、首元に吸い付かれた事もあったり。
アンタホントにグーでぶつよ?
面白いのはね、こういう方々って色々分からなくなっているのに、する相手を選ぶんですよ…
そして名前さえ覚えられないのに、何故だか顔は覚えていて、人目がある時は口説こうとしたり、時には顔さえ覚えていないのに、はじめましての感じで、繰り返し口説いてきたり触ってきたりするんです。「遺産全部貴女に!」みたいな笑
まぁ、何かが好みなんでしょうね…
こういうのって、介護士さんなんかにもあるあるだと思います。
まぁ相手は超高齢者だったり、認知症だったりだから強くは怒れないし、なんなら刑法的にも罪に問い難いし…
まぁ対処としては、男性職員に対応を交代したり、あまり被害にあわない方に交代したり、必ず複数で対応したり、ナースコールで助けてもらったりと色々なんですが…
高齢者施設だと、看護師って30対1とか50対1、夜勤なんかだと100対1みたいになることもあるので、なかなか対策が難しい事もあるんです。
うちの場合だと、男性看護師が夜勤パートに1人いるだけですしね😖
病院にいた時はね、ICUだったので若い患者さんもいなくは無かったんですが、実際のお話をしますと…
まぁ若い患者さんでも、認知症じゃない患者さんでも、お触りするような人って、まずまずいるんです。
偶然を装ったりして、そうはならんやろ!って言う動きで当ててくるとかね。
まぁほぼ痴漢です😡
病院では今の施設と違ってスタッフも多いし、セクハラに関しては今より対策はし易いのだけれど…まぁペイシェントハラスメントって暴力だったりセクハラだけじゃないですからね😢
無理な要求されて怒鳴られるなんて良くある事で、まぁ結構暴力もあります。
この辺は施設も同じです。
実情はこんな感じなんですが、前段が長くなりましが、今回書こうと思ったのは、こういう行為に対して、私がどんな心情で働いているのかって言うお話です。
雪予報で憂鬱…リモート出来ないからね。
私達のお仕事ってね、患者さんや利用者さん、入居者さんは勿論、ご家族とのコミュニケーションだっ
たり、勿論ドクターや他のコメディカルの方々薬剤師さんや技師さん、助手さんや介護さん、ケアマネやソーシャルワーカーさん、クラークさんや事務さんとかね、勿論看護師どうしや上司も含めて、毎日色んな人と関わる仕事だから、色々な相手とのコミュニケーションの中で、やっぱりお互いにハラスメントに当たるような事は、全く無くはないです。
それはね、注意し合ったり話し合ったり出来るのだけれど、患者さんや利用者さんに対しては、なかなかそうもいかないこともあります。
病気だから
判断力がないから
だからって全て我慢するわけではないし、前述したような対策したりはするけれど、正直、ある程度は諦めている部分はあります。
どんな人かは、最初はわからないし💦
ただ、若い人みたいな、高齢者じゃない判断力のある方なんかには、少し文句も言うし、態度や対応も含めて、ある程度は厳しく対応するようにしています。
だから止めて下さいね😟
こういうのってね、他の国の話を聞いても勿論有ることは有るんだけど…
痴漢と同じで、悲しい事に日本では凄く多いんです。
これってね、私の年代でも頷ける事があって、若い人は信じられないかもしれないけれど、私の知っている今から30年くらい前でさえ、会社でお尻一撫でするような輩がいて、しかも捕まらなかったし、女性の目の前で、当人の胸やお尻の形に口を出して表現するような輩っていたんです。
パワハラもね、職人さんよろしくじゃないけど、暴力は普通に有ったし、教育でも体罰なんて普通だったの。
本当にそんなに昔の話じゃないんです。
そして、この国の人口の半数以上が50代以上になろうとしているこの国では、未だにそういうのが当たり前とか許されるとか、或いは大したことじゃないって考える輩がいるんです。
そうやって過ごしてきてしまっているから。
当時から私はそういうのが凄く嫌でね、まぁこういう風だから、性に対する欲求みたいなのものが無かったせいか、家の教育のせいかわからないけれど、そういうのを見かけると凄く反発して、偉い人と揉めたりしていました。
本当に最近寒いから早く暖かくなって欲しい…
昔は私、男性で暮らしていたでしょ?
だから私がそういうの見かけて文句言って揉めたりしても
「まぁまぁ、お前も男なんだからわかるだろ?」とか(わかんねー)
「お?なんだ?正義の味方か?」(んじゃ貴様は悪人じゃん)とか
「青いなー」(歳とったからってそうはならんやろ)とか
言い放つ輩が沢山いてね、余計に揉めて()内みたいな事を私も言って、会社辞めたりもしたんですよね。
当時、私は性別移行に関する知識も無かったし、する制度もない時代で、移行出来るとも思ってもいなかったんだけれど…同性として生きなければならない自分がいて、余計に腹が立ったんですよね。
こんなのと同じにされたくないって強く思ってた。
お疲れの夜勤明け
私は20代の頃は男性で暮らしていたわけですけど、それでも当時、電車で痴漢に遭ったり、街中や道端でナンパされたりはしていて…
それは私にとってはとても嫌なことだったんです。
ただね、当時は抗える身体能力はあったから、嫌悪感は今と変わらなくても、恐怖感は今とは比較にならない感じだったんですよね。
まぁ抗えるというよりは逃げていましたけど☹️
その変わり性的なこと以外で、ムカつく!みたいなよくわからない理由で集団から暴力にあうような事もあったりもして…
今はそういう意味では、ハラスメントの意識も広がりつつあるし、女性蔑視も少しづつ改善されつつあって、社会的な環境は少し良くなっているけれど、まだまだアップデート出来ない人間も沢山いる感じ。
少しづつ法的な整備もされているけれど、まだまだ意識も文化も家夫長的な面が残っている人もいるのが現状で。
本当にくだらなくて嫌になりますね。
相手にはしないし、無駄だから説明はしないの
まぁ、ジェンダーギャップや、LGBTに関しても同じような感じで、まだまだ道半ばな国だとは思いますが、私が死んだ後だとしても、だんだんと社会が成熟していくと良いなーって願っています。
…ああ…
ちょっとダルい反発受けたりして、私も感情的になるかもしれない話題になりそうなので、社会的な状況に関してはこれくらいで止めておきますね。
とにかくね、この話の発端になっている超セクハラおじいちゃんに関しては、襲われたり色々な被害にあったけれど…おじいちゃんは私が大好きだったみたいだし、悪びれないところが頭に来る事はあったけど、どこか憎めないような人でもあったから、ご家族から亡くなられたと連絡があった時は、なんとなく寂しかったし、ご家族が生前のお礼に来て下さって、私についてお礼と謝罪を言われた時は、なんか頑張って良かったなって思えたんですよね。
まぁ…今はまた別のタイプの超セクハラおじいちゃんが来てますけどね…🫤