どうも、最近今更ながらにHRT治療の効果が出てきたのか、なかなか体重が戻らなくて、ちょっと太り気味の私です😣
さて、今回は
女性として生活するようになって、まずまず生活が安定してきた事で、受診以前とちょっと生活で変わってきた事、変わらない事があるので少し書いてみます。
表題にも書いた、所謂界隈みたいなお話
私の場合は、そもそも若い頃は勿論、中性を標榜して我慢していた頃から、自分と同様な方、感覚が近い方が周囲に見当たらなかったので、ずっと独りで行動していたので…
結果、マイノリティと言われる方々の知り合いなんて、本当に長い間1人もいなかったんです😔
独りで中性で、うろうろしていた頃の私
つい最近まで男の娘って言う言葉なんかも知らなくて、そういう若い子がいるのも知らなかったし、新宿二丁目なんかはゲイさんしかいない街で、一般人は入っちゃいけない街だと思っていました😂
まぁ言い訳になりますが、マイノリティについて私はずっととても無知だったので、私も色々な誤解や偏見を持っていたように思います😫
私が所謂界隈の方と初めて知り合いになったのは2021年の事なので、今でも知らない事の方がずっと多いのだろうと思います。
有名な方とか今も全然知らないですしね😅
私の場合は、初めて他人とお会いしたのは、所謂公園でした。
今考えると全然私向きじゃないし、結構危なかったんですけど笑
たまたまかも知れないんですが、最初の頃にお会いした方々はとても良い人達で、嫌な顔１つせず仲良くしてくれたり、時には守ってくれたりしたんです🥺
知りあってお話してみたらね、成り立ちも違うしグラデーションの違いは沢山あったけれど、それでもニコニコお話してくれて、私の知らなかった事を沢山教えてくれました。
だからね、私を拒絶しないでくれる方々がいるんだ！って
私以外にもマイノリティの方々が近くにこんなにもいるんだ！って😳
凄く嬉しくて心強くて、そしてとても楽しくて、自分がもの凄く楽になったのを覚えています。
それから皆さんに教えて貰いながら、だんだんと知り合いや顔がわかる人が増えてきて、中にはmtfさんやニューハーフさんもいたりして、私の知識もどんどん増えていきました。
自分に確信が持てなかった私は、当時crossdresserを自称していたので、マイノリティの方々の中でも、所謂女装さんの知り合いを中心に、交友関係が広がっていった感じ。
そしてそれは私にとって、ひた隠しにしていたそれまでとは比較にならないくらい、自分が楽に出来る環境でした。
それから程なくして、私は受診することを決めて、トランスに踏み出し始めるわけですが…
踏み出し始めるとやるべきことが多すぎて、時間もお金もかかり過ぎて…忙しくなってしまいました💦
だから新しく誰かと知り合いになろうとする行動は、だんだんと減ってしまうのですけれど、そんな中でも、初期にお会いした方々は、私が歩み出す勇気の一端でもあったし、隙をみては遊びに行ったり会うだけでも〜って会いに行ったりはしていたんです。
でもね、色々手続きしたり環境が整って、女性として暮らせるようになり、だんだんと日常が安定してきたら、今度は寂しさが落ち着いたというか…
自分らしくできる生活が安定することで、自分が楽に出来る環境が日常になったので、次第に足が遠のいてきてしまったたんですよね😥
グラデーションの近いお友達も出来たので、今でも仲の良いお友達には勿論会いに行くんですが、日常が安定してくると、日常生活のシスジェンダーの友人も増えてくるので、だんだんとマイノリティの界隈自体との距離が少しひらいてしまったような気もするんです🥲
嫌とか、距離を置きたいとかじゃなくてね、単純に割ける時間が減ってしまっただけなのですけど、なんか私はまた界隈と疎遠になったのかな〜って思うこともあって、ちょっと寂しい気持ちにもなったりも。
だからね、偶に時間とタイミングが合えば、そういうようなバーだったりとか、ちらっと顔を出してご挨拶するようにはしてるんです。
ですけど…
やっぱり普通の仲が良い友人や、グラデーションの近い友人との時間が優先になってしまって…
あとはね、色々知識が付いたり、良くない経験も色々した事で、なかなか公園みたいなところには警戒しないと顔が出しにくくなったりもしています。
その上、何せ私はお酒が弱いですし、バーみたいなところも、知り合いがいないとなかなかね…😥
でもね、出来るだけ世界が狭くならないようにはしたいとは思っているので、いつかまた機会があったら、色々なところに顔を出したりしてみたいな〜って思っています。
GIDと女装さんとは本質的に違うと言う方もいますね。
勿論、私とは全然違う人が沢山いるのを見てきたけれど、長年我慢して中性を標榜して、その後も診断が出るまでクロスドレッサーを自称していた私にとっては、やっぱりグラデーションはあると感じられていて。
女装さんが全員GIDと全くの別物だとは思えなくて…
中には本当はGIDに近いアイデンティティを持っているのに、知ってか知らずかはともかく、ずっと我慢している人がいると思うのですよね。
だからね、そういう人が私と知り合う事で進めるきっかけになってくれたり、私が勇気の一端になれたりしたら嬉しいな〜って思うのです🥰
