どうも、吉岡里帆です(怒られろ!😐)
眼鏡市場行きたいな
ちょっと連日、感情が表題の通りジェットコースターみたいな私です。
前回は雪解けの記事の2日後、母から電話がかかってきて
「やっぱりお前の事がよくわからない」
「あんなに男らしい子だと思ってたのに、そんな風に悩んでいたなんて分からなかった」
「性転換するなんてもったいない」
「その歳で手術する必要があるのか?無いと私は思う」
「女性で暮らせるだけじゃ駄目なのか?」
「女性のような男性じゃ駄目なのか?」
「そこ(手術)までするのはおかしいと思う」
等々、もっと酷い表現を交えながら、高圧的な物言いで、罵倒され。
私はショックで…
意見されるがままで、ほとほと参ってしまいました。
だって【雪解け】の時にあんなに嬉しくて幸せだ
ったのに…
本当は何も伝わらなかったのだと失望して、本当に死にたくなった。
まともに声も出ないし、息も苦しくて泣き叫んて電話を切って。
当日も翌日も泣いて過ごして、どうにもならなかった。
何十回と母から着信があったけど、同じように罵倒されるのではないかと思い、もしそうなら…
これまで何とか回避してきた絶縁を、本当に選ばなければならないと、怖くて出られなかった。
暫くして、「ごめんね」のメッセージが1通だけあったから、ひょっとしたら謝ろうとしてくれているのかも知れないとも考えたけれど。
電話に出たらまた同じ事になる気がして、怖くて出られなかった。
夜も、翌日も、電話が鳴る度に苦しくなって、発狂しそうでとても出られなかったんです。
幸い仕事が超絶忙しくて、忙殺されて
おかげで、翌々日は仕事をこなす事が無事に出来て。
少し心理面も落ち着いてきました。
全然定時に帰れない
それから、懇意にしている方からも、心配していると連絡を貰ってしまい、少し安心してまた泣いてしまったけれど、母からの理解への期待を、以前のレベルまで少しずつ下げていきながら、日々冷静になるしかないと思えました。
母が何を言おうと、もう母からの理解は金輪際期待しないで、私自身がずっと頑張るだけだよねって。
そして、その後も毎日何度か鳴っていた電話に、やっと恐る恐る出てみる事にしました。
ずっと無視するわけにもいかないと思ったから…
〜〜〜
私◯「なんでしょうか」(冷静に冷静に)
母★「やっと出た!なんでしょうかってお前…アレだよ。何か私がお前を傷つけたみたいで悪かったよ。ごめんよ!」
◯「何かって…はい。で、今日はなんでしょうか」
★「そんなに怒らなくたって良いじゃないか!あたしはお前の事を考えて、いつもお前に愛情を注いで育ててきたのに、お前に無視されたらどんなに私が辛くて悲しいかわからないのかい?」
◯「愛情がある事は知っています。育ててくれてありがとうございます。
でももう、もういいんです。
お母さんはね、自分が何を…何を私に言っていたのか…(このあたりから冷静になれずに泣き出しちゃいました💦)
あれだけ話したのに…
貴女があんな事を私に言えば私がどう感じるか…
どんなに悲しかったか…
自分が無視されて辛いって、なんで私が電話をとれなかったか、それさえもわからないのでしょう?
そういうのもういいですよ…」
★「だからごめんって言ってるじゃないか!私はお前が変な事にならないか心配しているだけで…」
◯「変な事って何よ?!(この辺からブチ切れて泣き叫んでた感じ…)
心配して愛情注いでいるからって、私はお母さんの言う通りにしなきゃいけないの?!」
★「そうじゃない!そんなこと言ってないけ…」
◯「言ってる!今までもそうだったじゃない!だからこの歳でやっとなんだよ…
お母さんは今更って言い放ったけど、私からしたらやっとなの!
もう私には時間がないの!
私の人生なんだよ!」
★「泣くんじゃないよ。泣かないでよ。
お前の人生だなんて、そんなのわかってるよ。
お前に元気でいてほしいだけなんだって」
◯「じゃあなんで、あんな事言うの!
私実家で話した時、本当に嬉しかったんだよ?!
分かってもらえたんだって、もうありのままで良いんだって!
なのに…あんなこと言うなら、また振り出しじゃん!
また私が縛られるだけじゃない!だからもういい!
もう理解出来なくて良いから、せめて私を閉じ込めないで!」
★「悪かったって…ごめんって。
私を見捨てないでおくれよ。
悪かったと思ったから謝りたくて電話し直してたんだよ。
だから私を諦めたような事言わないでおくれ。
親子なのにこのままじゃお前と連絡も取れなくなると思ってね。
絶縁とかそんなの駄目だと思って何回も電話してたんだよ。
ね?親子なんだからさ、このままじゃ駄目だろう?」
◯「…だから…私我慢してきたんんだよ…」
★「うんうん、私やパパがお前にずっと我慢させてきたんだよね。
私お前が電話に出ない間、凄く心配でさ、もう連絡も取れないんじゃないかって。
死んでないかって。
お前あんなに泣いてたからさ、私が傷つけたんだと思って、またお前のこと色々調べたんだよ。」
◯「私に聞けば良いのに…」(少し冷静になってきた感じ)
★「調べたらさ、身体ってちゃんと最後までやった方が精神的にも身体的にもその方が良いんだろう?その方が安定するって知り合いの先生に聞いたんだよ。」
◯「私の事を相談したの?」
★「身体の事が心配だから、知り合いの医者に聞いてみたんだよ。」
◯「自分のことだから…医療者の私だって、ここ5年くらいかけてやっと知識を得たんだよ?
そんな何日かではわからない事があるのが当たり前だよ。
心配な事があるのだったら、私に聞いてくれたらちゃんと答えますから。」
★「手術出来る場所はさ、お前みたいにちゃんとその…証明みたいなのがあっても限られてるんだろう?」
◯「学会の判定会議のこと?国内だと確かにガイドライン通りでも限られてますけど。」
★「保険は効くの?」
◯「現状のルールだと混合診療になるから、効かないです。おかしなルールですけどね。」
★「じゃあお金も大変じゃないの?あ、だからお前貧乏なのか」
◯「また…貧乏とかいわない…
お金は確かに大変だけど、お休みも貯めないといけないの。流石に終わってすぐ働ける手術じゃないから。」
★「だからいつも忙しいのか」
◯「うん…東北行くのに、どうしても何日かは有給使わないとだから、有給があんまりたまらない。転職もしたしね。」
★「そうか、そうだよね。やっぱりなかなか大変だねぇ」
◯「もう諦めませんよ。」
★「それは分かってるよ。身体にもその方が良いみたいだしさ。
ちゃんと調べたから、私だってやめろって言うわけじゃないから。」
◯「そう…ありがとう…」
★「ちゃんと認めてるからさ、泣くんじゃないよ。お前が泣いてると私も泣けてきて辛いんだよ。」
◯「うん…ごめんなさい」
★「お前なんかさ、スラっとしてて良かったよね。」
◯「なんのこと?」
★「うん、お前みたいな人で、体格とかなかなか暮らし難い人もいるって聞いたからさ。」
◯「ああ、RLEのこと?私は仕事はちゃんと良くしてもらえて、きちんと暮らしているから。
お給料は高くはないけど、私の周りは優しくしてくれる人ばかりだから、そこは心配しないでね。」
★「そうか、良かったねぇ。」
◯「酷いこと言ったのはお母さんだけ笑」
★「ごめんって!なかなかわかんなくてさ。お前のことを何度も思い返してさ、小さい頃の話しただろ?」
◯「私が女の子になってあげるって言ってた話?」
★「そう。他にも色々思い返してさ、小学生の時も、高校生の時も、お前が家に寄り付かなくなった20代の頃も、そう言えばあの時もあの時も、お前がそういうふうだって気がつくチャンスだったなって私が感じたことが沢山あったんだよ。」
◯「ええ?…あんなに男らしく頑張ってたのに…」
★「スポーツ万能でさ、お前番長みたいだったし、男らしくなったとは思ってたよ。」
◯「番長ではなかったけど…」
★「でもね、今思い返すと、ああ、そう言えばお前そうだったんだなって思うこと沢山あったよ。今度話してやるよ。」
◯「いいよ…辛くなるから笑」
★「まぁ、気がついてみたらお前が辛かったんだろうなってとても不憫でさ、その上今も身体のことがあるから、心配になっちゃっただけなんだよ。」
◯「手術はね、ホルモン治療の期間とか、お休みが十分にたまる期間とか、お金が貯まる期間とか考えると、今年中にとかいきなりしたりはしないから。
する時はちゃんと言うから。」
★「うん、反対しないから言っておくれ。」
◯「はい。」
★「明日も早いのかい?」
◯「うん、今ちょっと仕事忙しいんです。」
★「そうか。もう傷つけないように気をつけるからさ、ちょっとで良いから家にも顔だしなよ?」
◯「はい。買い物あったら言って下さい。行きますから。」
★「わかった。じゃあまたね。」
◯「はい、また近々いきます。」
なんかまた繰り返しみたいだけど
また酷いことを言われたり、また謝られて感動して期待したり、繰り返しながらいくんだろうなーって、思いました。
でも、きっと母との関係も、繰り返したとしても
ちょっとずつ進んでいるのだろうから
あまりジェットコースターにならないように
頑張ります。