だんだんと、現在の日記に追いつきつつあるので、今回はちょっと今Tsの日記にしか書かなかった、昔のお話を少し書いてみます。
ジェンダークリニックでのカウンセリングの時に、色々話しながら思い出した話です。
実際のカウンセリングのときは、話す度に 泣いたりしていましたが…笑
記憶の確認の為、当時はよく自分のアルバムや文集なんかを確認して、意識的に思い出すようにしてました。
カウンセリングの前まで、私自身は15〜22歳前後の失恋で酷い目にあったあたりが色々な発端だと思っていたんですが…
カウンセリングされてみると私の性別違和感って、もっとずっと前から有った可能性が高いみたい。
カウンセラーさんや先生はそんな風に言ってました。
私自身は、子供の頃とか10代前半の頃って、性別違和とかもあまり感じないで、どっぷり男性として?というか男の子として過ごして来たと思っていました。
もの凄く好きになった男性が現れるまでは、今まで全然そんなこと無かったのにって辛くなったような記憶だったんです。
でもね、聞かれて色々話していくと、意外とそうでは無かったのかもしれないんだな~って。
目から鱗というか、かなり驚きながら先生と話した覚えがあります。
記憶を辿って先生に話してみると、3歳くらい〜12歳くらいの時期に、一緒に遊んだ記憶のある子達って、8割方女の子だったんです。
これが3歳くらい?
私は3兄弟の末っ子なので、よくあるパターンかもしれませんが、両親としては多分、最後は女の子が欲しかったんですよね。
だから赤ん坊の時の服も赤やピンクだったし、中学に上がるまでは、こんな感じで色やデザインが女の子のようなものを、結構な割合で着させられていたんです。
だから、毎年引っ越していた事もあり、よく近所の方に、女の子だと間違われていました。
意識して思い出さないとわからなかったんですが、遊んだ記憶のあるお友達の記憶の量にも、男女でかなり差があって…
遊んだ遊びの記憶も、ゴム飛びとかチェーリングとかをよくやっていた記憶があります。
あとはあやとりとか、コックリさんとかキューピットさんとかね。
年代がバレますが笑
ちょっと自分でも驚いたので、小さい頃のアルバムを確認しに、実際に見に行ったりしました。
勿論ね、警泥とかして遊んだ記憶もあるんですが、多分普通の男の子は、ゴム飛び(ゴム段って言ってました)とかチェーリングとかした記憶が無い、或いは少ないんじゃないでしょうか。
私は結構しょっちゅうやってたんですよね。
なぜか私以外は女の子しかいないお誕生会とかにも、ちょこちょこ呼ばれて参加していました。
仲の良い幼馴染みの女の子がいたから、とかそういうわけでもなくて…
私は小学生だけで3回転校しているので、幼馴染みっていなかったんです。
女の子と遊ぼうと自分から混ぜて!って言った記憶も無いし…何故そうだったのか。
転校してもなんとなく同じような状況になっていたので、なんかそうなる子だったんですね。
今考えてもどうしてそうだったのか、よくわからないんですけど。
そのせいで私が女男とか呼ばれて意地悪された時も、呼んだ男の子達のグループと、私と遊ぶ女の子達のグループが対立して、喧嘩したりして、女の子のグループがかばってくれたこともあった記憶があります。
別に女の子として扱われていた記憶も無かったんですけど…どうしてそうだったのかはわかりません。
こういう子供の時の話を、聞かれて吐露していくと、自分でもあれ?って思います。
如何に私が鈍いとはいえ…
自分では平穏に過ごしたと思っていた幼少期も、そんなに平穏に過ごしたわけでも無かったの???って(-_-;)
でもね、男の子の友達が全くいないとか、上手くやれなかったとか、そういうわけじゃないんです。
転校しても、何故か毎年学級長やってましたし、5年生の時は生徒会で書記を、6年生では生徒会長をしたりとかしてましたし。
男の子にも、そんなにいつも意地悪されていたわけじゃなくて、結構かけっこ挑まれたり、サッカーや野球に誘われたりしたと思います。
こんな感じ。
だからかな?全然辛い幼少期とか、変わった幼少期を過ごしたとは感じていなかったんです。
思い出してあ〜そうなのか〜って思ったのは…
あとはね、例えば超合金って知ってます?笑
特撮ロボットもののフィギュアみたいな感じのもので、金属製で当時は結構流行ったんじゃないかと思います。
私は、同級生の男の子が自慢気に見せてくれたり、持ってきたりしていたのをよく覚えています。
でも私は一つも持っていなかったんですよね。
で、同じ時期にね、私が誕生日に母にねだって、クリスマスにやっともらえたものがありまして。
中学卒業までベッドで一緒に寝るくらい大事にしていたものが一つだけ。
これも年代がバレますが、モンチッチっていうおさるさんのぬいぐるみです。
男の子と女の子のバージョンが有って、私が買ってもらったのは男の子バージョン。
可愛くて可愛くて毎晩一緒に寝て、大切にしてたな~って思い出があります。
子供の頃夢中になったものや大切にしていたものの話になって、思い出してみたら、そんな子供だったんですよね。
勿論、学校に持っていったり誰かに見せるのはちょっと恥ずかしくて、あまり外には連れて行かなかったけど笑
私の場合よく聞くような、小さい頃から自分が本当は女の子だと考えるとか、お○ん○○が成長したら無くなるんだとか、そんな風に考えたことは一度も無かったような気がします。
だから、思春期になるまでは、それ程強い違和感を感じなかったし、それ程苦しいことも無かったように思います。
私はこういうのが好きだな~っていうのが、ちょっと周りの男の子と違うだけだと思っていました。
好きの感覚を共有出来る女の子の友達もいつも沢山いたので、不思議には思わなかったですね。
中学生になると制服着たりしますよね。
ここで違和感持つ人も沢山いるみたいですが、私は窮屈だなっていう制服嫌いな気持ちはあっても、スカートはきたいとかセーラー服着たい、みたいな気持ちは無かったように思います。
学ラン着ないといけなかったので、もうね、内側に龍が住んでいる、長い学ランとか着てましたけど笑
私の学ランに対する不満はどちらかと言うと
「何でみんな同じの着なきゃいけないのかな」
みたいな不満だったかな?
確かに学ラン着るのは嫌だったんですけど、どうせ着ないといけないのだから、かっこいいのにしようと思ってました笑
6年生くらいの頃には、女男みたいなイジりをする男の子達は、自力で拳骨で黙らせていたと思います笑
かなり端折ってはいますが、幼少期から小学校まではこんな感じで過ごしたのでした。
3月後半から4月の前半も、結構色々な事があったので、次回から少し書いて現在に追いつかせようと思います。
写真が少ないので、おまけで今週の私の写真を載せておきます笑